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IHIは、取締役会の実効性を高めるため、2015年度から取締役会評価を毎年実施しています。
次回の取締役会評価は、2025年度中に実施する予定です。

基本的な実効性評価プロセス

取締役、監査役全員を対象としたアンケート、アンケート結果の集計・分析、対象役員全員へのヒアリング、取締役会の自己評価としてとりまとめ、改善すべき課題の抽出

実効性評価と評価結果を受けた取り組み

実施項目 評価結果 評価結果を受けた取り組み
2023年度
評価
自己評価
  • 第三者機関によるアンケート分析
  • 事務局による役員全員のヒアリング
<総合評価>
  • 実効性は確保されている

<抽出された課題>

  • 取締役会としての監視監督機能を発揮する上で前提となる、取締役会の構成や後継者計画、役割と役割分担などに関する議論のさらなる充実
  • 取締役会で議論すべき重点議題に関する審議時間の確保と議論のさらなる深化
  • 適切な意思決定を行うための情報提供の拡充
2024年度の取締役会運営
  • IHI取締役会としての監視監督機能の在り方に関する議論
  • 執行側による2024年度の経営アジェンダの設定およびこれに基づく取締役会での議論
  • 議論すべき論点を明確に整理した資料の作成および社外役員への情報提供の充実
2024年度
評価
第三者評価
  • 第三者機関によるアンケート分析および役員全員のヒアリング、ならびにそれらを踏まえた総合的な評価
<総合評価>
  • 重要な経営の意思決定機能や監督機能は実効的に機能している

<抽出された課題>

  • 事業ポートフォリオやビジネスモデル構築などの中長期的な戦略や経営上の重要事項(人財戦略、グループガバナンス、リスクマネジメントなど)に関する議論の一層の充実
  • 取締役会の限られた時間を最大限に生かす議事運営
2025年度の取締役会運営
  • 新しい中期経営方針の策定に向けた議論を中心に、経営上の重要事項について年間を通じて議題を配置、十分な議論の機会を確保
  • 取締役会の限られた時間を最大限に生かし、充実した議論を実現するための運営上の工夫および改善

社外取締役・社外監査役の実効性向上のためのバックアップ体制

IHIでは、社外取締役および社外監査役に対して、月例の取締役会に先立ち、議案の内容や背景について事前説明を実施しているほか、取締役会とは別にオフサイトミーティングなどを企画して、事業ポートフォリオなどの中長期的な戦略に関する議論の場を設けています。
また、事業や製品に関する理解を深めることを目的として、事業拠点や建設現場などの視察の機会を設けています。
2024年度は、国内の工場および事業所のほか、海外事業開発拠点の視察を行いました。
また、監査役の職務執行を補佐するために監査役事務局を置き、社外監査役に対しては、その職務執行を補佐するとともに、常勤監査役から日常の監査状況について報告し、情報の共有を図っています。

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