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次世代人材の育成

鹿児島県日置市内の2つの小学校で出前授業「森と土のはたらき」を行いました

 IHIは、2024年12月20日と2025年2月7日に、鹿児島県日置市の2つの小学校で、環境教育の一環として出前授業を行いました。IHIから日置市に出向した従業員が、同市の脱炭素に向けた取り組みを推進してきたことがきっかけとなり、同市からの依頼を受けて行ったものです。

 12月20日は日置市立日吉学園6年生25名、2月7日は日置市立土橋小学校5年生6名および6年生6名を対象として、森と土のはたらきを学ぶ出前授業を行いました。講師は、お茶の水女子大学サイエンス&エディケーション研究所の吉村特任准教授に務めていただきました。

 授業では、IHIの旧鹿児島事業所と各小学校の敷地内で採取した土壌動物の生態を観察したほか、森の成り立ちや食物連鎖等について学びました。実体顕微鏡を用いた観察では、珍しい土壌動物が見つかり、土壌を採取した環境が自然豊かであることがわかりました。

 これらの学びのあとに、鹿児島県とIHIグループのつながりについても紹介しました。IHIグループが鹿児島県内で展開している事業のうち、鹿児島市七ツ島におけるバイオマス発電事業や肝属郡肝付町にある内之浦宇宙空間観測所におけるイプシロンロケットの打ち上げなどについて、わかりやすく説明しました。

鹿児島県とIHIグループのつながりを紹介する様子
鹿児島県とIHIグループのつながりを紹介する様子

 参加した児童たちからは、「土壌にいろいろな生物がいることに驚いた」「もっと詳しくなりたいと思った」「楽しく授業を受けることができた」などの感想がありました。

 IHIグループはこれからも出前授業を通じて、事業活動を展開している自治体との関係を深めながら、次世代人材の育成を目指していきます。

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