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IHIグループ4拠点で省エネワークショップを開催しました

 IHIグループは、2024年度、グループ4拠点にて省エネワークショップを開催しました。
 IHIグループは、2050年までにバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル実現を掲げており、そのために「2030年度GHG(Scope1・2)排出量の2019年度排出量からの半減」を目標としています。
 この目標達成に向けた取り組みの1つとして、グループ内の工場や事務所などを対象に、2023年度より省エネワークショップを開催しています。本ワークショップでは、エネルギーマネジメントの実務担当者が主体的に省エネ活動に取り組むための意識の醸成および実務レベルの向上を目的としています。
 2024年度はIHI横浜工場、IHIインフラシステム堺工場、IHIアグリテック千歳本社、IHIキャスティングス相馬工場の4拠点で実施し、延べ77名の従業員が参加しました。

 2025年2月14日にIHIキャスティングス(ICC)相馬工場で開催したワークショップでは、外部講師3名を招き、ICCから13名、IHIとその他の関係会社から20名の従業員が参加しました。参加者は会議室で同工場の概要、設備、省エネ活動の事例紹介を受けた後、3班に分かれて溶解炉、生産空調機、空圧機を現場で確認し、それぞれ担当となった設備の運用状況および省エネにつながるポイントを確認しました。
 その後、講師を交えて改善に向けた対策についてのディスカッションを行い、検討結果を発表しました。今後は、当日発表された生産空調機(除湿機)のヒーター温度見直しや空圧機の運転条件見直し等を、実際にICCで対応していく予定です。

 本ワークショップでは、IHIグループの全国拠点から参加者が集まり、各工場での取り組み事例を交えながら、活発に意見交換する様子もありました。参加者からは「ICCにおけるレベルの高い取り組みや他工場の改善事例を聞くことができ参考になった」「外部講師からの省エネに繋がるアドバイスが有益であった」といった声があり、省エネ意識の向上につなげることができました。

 IHIグループは、今後も省エネワークショップなどの従業員教育を行いながら、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて取り組みを推進していきます。

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