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次世代人材の育成

芝浦工業大学附属中学校の生徒に向けて、「探究授業」を行いました

 IHIは、豊洲本社(東京都江東区)近隣の芝浦工業大学附属中学校の生徒に向けて、「探究授業」を行っています。
 本授業は、同校の中学1年生を対象とし、工学や科学への興味・関心を高めること、ものづくりの大切さや技術者倫理を学ぶこと、自分の興味や適正を確認し職業選択の参考にすることを目的としています。IHIと同校が共同で企画し、2021年から継続して実施しているものです。
 2025年度は、6月に4回に分けて実施し、計168名の生徒が参加しました。当日は、IHIの技術者延べ4名による技術者講話を芝浦工業大学豊洲キャンパスで行った後、豊洲IHIビル1階の企業ミュージアム「IHI HISTORY MUSEUM i-muse」の見学を行いました。
 技術者講話では、主に「仕事内容」「技術職を目指した理由」「IHIに入社した理由」「ものづくりにおいて大切なこと」などを話しました。講話の後の質疑応答では、生徒から「学生時代の研究で大変だったことは?」「仕事以外での楽しみは?」など幅広い質問があり、技術職についての理解を深めてもらうだけでなく、働くイメージを持ってもらうこともできました。

 企業ミュージアムの見学では、IHIグループの歴史と技術をi-museの係員が説明しました。これまでにIHIグループが手がけた船舶や陸上機械、発電所から航空・宇宙まで、多様な製品に関する資料や展示物を見てもらいました。生徒たちは、写真を撮りながら熱心に説明を聞いていました。

i-muse見学の様子
i-muse見学の様子

 参加した生徒からは、授業全体を通して、「IHIの技術に関心がわいた」「なかなか実際に技術者の話を聞く機会がないので、技術者が身をもって体験した話や開発した技術について聞くことができて面白かった」「新しい技術を生み出すためには、いろいろな人と協力したり、様々な観点から考えたりすることが大事だと学んだ」などの感想があり、技術者の仕事についてイメージを持ってもらえたと共に、ものづくりにおいて大事なことを自ら考えてもらう機会となりました。
 IHIは今後もこのような活動を通じて、地域とのつながりを深めるとともに、次世代のエンジニアの芽を育む活動を積極的に行っていきます。

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