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次世代人材の育成

昭島事務所と瑞穂工場で、地元中学生の職場体験を実施しました

 IHIの昭島事務所と瑞穂工場では、毎年、地元中学生に向けた職場体験学習を実施しています。2025年度は、9月17日~19日の3日間で、福生市立福生第二中学校の生徒3名が参加してくれました。

生徒3名とIHI従業員(瑞穂工場入口にて)
生徒3名とIHI従業員(瑞穂工場入口にて)

 1日目は、IHIについて理解を深めてもらうために、会社紹介の後、昭島事務所内の展示館で航空エンジンや宇宙開発機器の仕組みや技術について説明しました。
 2日目の午前は瑞穂工場の見学、午後は昭島事務所での体験学習を実施しました。瑞穂工場では、工場業務への理解を深めてもらうために、飛行機が飛ぶ仕組みを航空エンジンの実物を用いて説明した後、エンジン整備に必要な検査を体験してもらいました。また、金属板をつなげる技術「リベット止め※1」を用いたキーホルダーの作成や航空エンジンの試運転場や部品の修理・検査工程を見学してもらいました。
 昭島事務所では、IHIのオリジナルグッズを企画・発表してもらいました。生徒たちは、海洋プラスチックを再利用した航空エンジンの形を模したボールペンやIHIのロゴと航空機のイラストが入ったハンカチなど、IHIならではの視点を意識したアイデアを発表してくれました。

  • 1 リベット止め…金属板などの部品をつなげるために、リベットというくぎのような形をしたものを穴に通して、専用の工具で一方の端をかしめることによって、部品をしっかりと固定する方法

 最終日は、昭島事務所で展示館の館長を体験してもらいました。生徒たちは、初日の体験と事前学習を踏まえて、見学者のIHI従業員に、IHIの製品と歴史について説明しました。生徒たちは、見学者に伝わりやすいように豆知識やユーモアを交えるなど工夫して説明する姿が印象的でした。

 3日間の職場体験を通して、参加した生徒から以下の感想がありました。

・安全性の高いエンジンを作るためには、修理や検査など数多くの作業があり、その大変さが分かった
・コミュニケーションに苦手意識があったが、館長を体験して、どのように伝えれば聞いてくれる人が理解できるかを工夫して考え、学ぶことができた
・実際に働く将来の自分のイメージが膨らんだので、これをきっかけに今後の進路や職業を考えていきたい

 IHIグループは、今後も職場体験学習をはじめとする学校教育活動に積極的に協力し、次世代人財の育成を行っていきます。

  • 当社の工場や事業所での見学・職場体験は、主に近隣の学校を対象としております。一般の方の受付は行っておりません。

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