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次世代人材の育成

かごしま環境未来館で出前授業「土のはたらき」を行いました

 IHIは、2025年7月24日に鹿児島県鹿児島市のかごしま環境未来館で、環境教育の一環として出前授業を行いました。IHIは、鹿児島市七ツ島に1,322,400㎡の敷地(旧IHI鹿児島事業所)を所有し、発電事業に取り組んでいるご縁から、同市の依頼を受けて実施したものです。

 今年は小学3年生以上の児童とその保護者を含めた22名を対象に、「土のはたらき」をテーマとした授業を行いました。講師は、お茶の水女子大学サイエンス&エディケーション研究所の吉村特任准教授に務めていただきました。

 授業では、IHI旧鹿児島事業所とかごしま環境未来館それぞれの敷地内で採取した土壌動物の生態を観察したほか、森の成り立ちや食物連鎖について学びました。また、実体顕微鏡による土壌動物の観察とスケッチを通じて、自然豊かな鹿児島県の土壌環境とそこに棲む生物について学びました。

 参加した児童からは、「自分が観察した生物以外にどんな生物がいるのか、もっと詳しく調べたいと思った」「森林や土の働きの大切さが分かった」「たくさんの生物を観察し、スケッチして楽しかった」などの感想がありました。また、保護者からは、「工作と観察など子どもが興味をもって取り組める内容が多く、楽しむことができた」「環境を大切にすることが防災につながること、土壌動物のおかげでさまざまな植物が育ってくれることを学んだ」などの感想がありました。

 今回の出前授業の前には、鹿児島県におけるIHIグループの取り組みについても紹介しました。鹿児島市における発電事業や肝属郡肝付町の内之浦宇宙空間観測所におけるイプシロンロケットの打ち上げに関わっていることを説明し、鹿児島県とIHIのつながりを理解してもらいました。

IHIグループの取り組みを紹介する様子
IHIグループの取り組みを紹介する様子

 IHIグループは今後も出前授業を通じて、事業活動を展開している鹿児島県との関係を深めながら、次世代人材の育成を推進していきます。

  • かごしま環境未来館:鹿児島市の環境学習・環境保全活動の拠点施設

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