第20回高校生化学グランドコンテストに特別協賛企業として参加しました
IHIは、10月25日・26日に開催された第20回高校生化学グランドコンテストの最終選考会に、特別協賛企業として参加しました。本コンテストは、全国の高校生および高等専門学校生(3年生以下)が行っている学習研究活動を支援し、将来、化学分野で活躍できる人材の育成を目指す教育プログラムです。2023年度より芝浦工業大学が主催しており、IHI豊洲本社(東京都江東区)に隣接する芝浦工業大学豊洲キャンパスを会場としています。今回は全国の高校と工業高等専門学校62校から約600名の学生が参加しました。一次審査は、化学を基盤とした実験・調査研究の成果について書類審査が行われます。一次審査を通過したものは最終選考会に進み、上位10校は口頭発表、その他はポスター発表を行い、その中から優れた発表に賞が贈られます。
10月25日は、オープニングセレモニーの後、ポスター発表が行われました。一次審査で惜しくも口頭発表に進めなかった学生たちが、来訪者に研究成果を解説し、質問にも丁寧に回答していました。同時に、協賛企業の展示も行われ、IHIは、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、化学系の技術が必須であるSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の開発やアンモニア燃焼技術の開発などを紹介しました。IHIブースには、約100名の訪問があり、紹介した技術や事業内容について、熱心な質問がありました。カーボンニュートラルやそのために必要な科学技術への関心の高さが感じられました。
10月26日は、最終選考の上位10校の口頭発表と海外から招へいされた3校の特別講演が行われました。口頭発表の中から特に優れた発表として3校にグランドアワードが贈られ、その他の最終選考に進んだ発表にはポスター発表を含めてアワードが贈られました。IHIは兵庫県立宝塚北高等学校化学部の発表テーマである「天然多糖類を用いた固体二次電池の開発」に、特別協賛企業としてIHI賞を授与しました。同校の堂々とした英語での説明に加え、リチウムイオン電池を代替する、安全で環境負荷が低い持続可能な電池の開発に天然多糖類を活用するという新しい着想を特に評価しました。IHIの企業理念の「技術をもって社会の発展に貢献する」やありたい姿の「自然と技術が調和する社会を創る」に沿っており、IHI賞にふさわしい研究内容でした。
IHIは、今後も高校生化学グランドコンテストへの協賛を通じて、次世代を担う学生たちがさらに科学(化学)への探求心を深められるように支援を行っていきます。