ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを「自分事」として考える対話型eラーニングを実施
IHIグループは、グループ従業員約2万人を対象に、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)をテーマとした対話型eラーニングを2024年度末から2025年度にかけて実施しました。本プログラムは、DE&Iを制度や知識として理解するだけでなく、従業員一人一人が「自分事」として捉え、具体的な行動につなげることを目的としたものです。
IHIでは、多様な人財のバックグラウンドや経験・個性が新しい視点をもたらし変革を進める原動力となると考えています。2024年度を「DE&I元年」と位置づけ、DE&Iへの理解浸透のための研修や情報発信、対話の場づくりに取り組んできました。一方で、言葉の意味や重要性を理解するだけでは、現場での実践や行動変容につながりにくいという課題認識もありました。そこで、企業と社会課題の現場をつなぐ特定非営利活動法人クロスフィールズと共同で、「対話型eラーニングプログラム」を開発し、実施しました。
本プログラムは、約1時間の受講時間の中で「一人ひとりが持つ多様な個性について考えること」と「個性を大切にすることが職場にもたらす価値について考えること」をねらいとして設計しました。一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが提供する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむ体験型プログラム)」の冒頭を擬似体験できる360度映像の視聴や、目を閉じて行う自己紹介を取り入れ、普段とは異なる感覚やコミュニケーションを通じて「個性」や「違い」に向き合う機会を設けました。また、従業員へのインタビュー動画を通じて、DE&Iの捉え方や職場で感じる課題感を知ることができる内容としました。これらのコンテンツを通じて、参加者が普段とは異なる視点から「個性」や「違い」に向き合い、受講者同士の対話を深めるきっかけとなるようにしました。
受講後のアンケートでは、15,000人超の回答者の約6割が「DE&Iを推進したいと思うようになった」と回答し、意識の前向きな変化が確認できました。また受講者からは、「自分もダイバーシティの一員であると気づいた」「アンコンシャス・バイアスを意識し、コントロールすることの重要性を感じた」「DE&Iが企業価値の向上につながることについて、理解が深まった」といった声が寄せられました。これらのコメントから、受講者がDE&Iを自分自身の行動や職場づくりと結びつけて考え始めていることがうかがえました。
IHIグループは今後も、対話を通じた相互理解を促進し、誰もが自分らしさを生かしながら新たな価値創出に挑戦し、その挑戦を互いに応援しあう組織文化づくりを進めていきます。
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