地域社会との共生
横浜事業所がアマモ場再生活動に参加しました
IHI横浜事業所は,2023年5月20日,根岸湾に立地する近隣企業とともに,「金沢八景-東京湾アマモ場再生会議」※が主催する,アマモ場再生活動に参加しました。
アマモは海中に生える種子植物です。海の浅いところに生え,海底に地下茎をはって増殖します。小魚の隠れ場になるため,「海のゆりかご」とも呼ばれており,生物多様性に貢献するとともに,光合成によるCO2の固定化にも寄与しています。
- NPO法人や市民団体で構成される団体

アマモ場再生活動とは、アマモの種を採取し、大きく育てたのちに海に植え、アマモ場を広げる活動です。アマモの種の生育には約半年かかります。毎年,この春の時期には,横浜市海の公園に自生しているアマモの花枝(花が咲き種を実らせるために,春に伸びる枝)を採取します。集めた花枝から採取した種は,秋までじっくりと成熟させた後,海中に植えられるようになるまで大きく育てます。

IHIグループは,これからも近隣地域や企業と連携した環境保護活動を通して,生物多様性保全に貢献していきます。
