次世代人材の育成
東京都江東区立有明西学園で出前授業「アンモニアの特徴を実験から学ぼう」を行いました
IHIは、9月26・27日に豊洲本社近隣の江東区立有明西学園(小中一貫校)6年生164名に対し、「アンモニアの特徴を実験から学ぼう」という出前授業を実施しました。この授業は、有明西学園から学校公開に合わせて実施を依頼されたものです。児童に加え、保護者の方にも授業の様子を見学していただきました。この授業の教材はIHIが独自に開発したもので、講師もIHI従業員が務めました。アンモニアの特徴や使用用途について講義を行った後、アンモニアを「発生させる」「冷やす」「燃やす」「溶解させる」実験を通じてアンモニアの特徴を学んでもらい、IHIが取り組むアンモニア事業についても解説を行いました。
溶解させる実験では、アンモニアが水に溶けて勢いよく水を噴出する様子を見て多くの児童から歓声が上がりました。その後、講師が模範実験をした時には、児童たちは講師の実験器具を取り囲んで興味深く見学していました。実験は安全に十分注意して行われ、無事終了することができました。
参加した児童からは「いろいろな実験ができて楽しかった」「最後の実験で液体の色が変わるのが不思議だった」といった感想があり、理科へ興味を持ってもらえたことがうかがえました。見学した保護者の方々も実験の様子を興味深く見守られていました。
IHIグループでは、出前授業のさらなる充実を図るため、従業員講師の養成にも取り組んでいます。これからも出前授業等を通じて、グループの事業活動への理解促進と次世代人財の育成を進めてまいります。