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「環境月間」として、従業員向けに啓発活動を実施しました

 IHIグループでは、6月5日の「環境の日」に合わせて、毎年6月を「環境月間」と位置付け、2013年度から従業員向けに啓発活動を実施しています。2025年度は社内掲示板に特設サイトを設置し、3つの活動を展開しました。

環境クイズ

 地球環境問題について知ってもらうことを目的に、パソコンやスマートフォンから参加できる環境クイズをIHIグループ従業員に向けて実施しました。
 2025年度はIHIグループの重要課題である「気候変動への対策」「地球環境の保全」「資源循環型社会の形成」をテーマとして、IHIグループの取り組みに関連するクイズを5問出題し、2,324名の従業員が回答しました。
 従業員からは、「クイズを通して、IHIグループの取り組みを調べて知ることができた」「環境のキーワードを知ることができたため、今後意識して行動していきたい」といったコメントがあり、環境に対する意識レベルの向上につなげることができました。

【環境クイズの例】
IHIグループはGHGプロトコルおよび環境省が定めるガイドラインに基づき、Scope1,2,3排出量の算定を行っています。
Scope3は15のカテゴリに分類され、中でもIHIグループからの排出量が最も多いのはカテゴリ11(販売した製品の使用)である。
〇か×か。

答え:〇

生物多様性保全活動の紹介

 毎月従業員向けに配布する社内報で、 例年6月号に環境に関する記事を掲載しています。2025年度は生物多様性をテーマとして紹介しました。
 記事では生物多様性の説明に加え、生物多様性保全・回復に向けた世界共通目標である「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた「30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」にIHIグループも賛同し、自然共生サイトへの登録を推進していることを紹介しました。

  • 2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全することを目指す目標
社内報掲載記事
社内報掲載記事

IHIグループの温室効果ガス排出量と身近にできるCO₂削減行動の紹介

 従業員の理解促進のために、IHIグループの温室効果ガス(Scope1、2)排出量を一般家庭の世帯相当数(約8万世帯)や電力料金へ換算して特設サイトに公開しました。また、従業員の行動変容を狙いとして、職場で実践できるCO₂削減の具体的な行動例とその効果も併せて紹介しました。
 IHIグループの事業活動によって直接的・間接的に排出される温室効果ガス(Scope1、2)は年間約20万トンあり、IHIグループは、2030年度に2019年度比で温室効果ガス(Scope1、2)排出量の半減を目標としています。このためには、従業員が温室効果ガスの排出量を意識し、地道な省エネ活動を自分事として捉え、日々実行することが重要です。特設サイトを閲覧した従業員からは「IHIグループの電力使用量が非常に多いことを初めて知った」「電力使用量削減のため、職場でも地道な活動を実践していきたい」といったコメントが寄せられ、自分事化の意識醸成にもつながりました。

CO₂削減行動例
CO₂削減行動例

 IHIグループは、「気候変動への対策」「資源循環型社会の形成」「地球環境の保全」の3つを環境における重要課題と位置付け、「社会システム全体の環境負荷を低減する」ことを目指す姿として、事業活動を通じた実現に取り組んでいます。
 今後も「環境月間」をはじめとする取り組みを通じて、従業員への環境啓発活動を継続し、3つの重要課題の解決およびESG経営の推進に取り組みます。

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