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脱炭素ing脱炭素ing

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大きな自然の恵みを、小さな地域で使って、
新しい好循環をつくる
《水素活用型分散型エネルギーシステム》

これまでの大規模集中型の発電送電システムでは、電気を「つくる量」「使う量」のバランスを取るために、気象状況によって発電量が左右される再生可能エネルギーを有効活用できませんでした。

そこで注目されているのが、水素を活用した分散型エネルギーシステムです。各地域に分散している太陽光や風力でつくられた余った電気を、水素に変えて最大限利用する新しい仕組みです。

水素を活用した分散型エネルギーシステム 水素を活用した分散型エネルギーシステム

再生可能エネルギーでつくられた余剰電気で水素をつくるメリットは、主に3つあります。

・再生可能エネルギー製造の増加
これまでは捨てられていた電気が水素に変換され、水素は燃料電池車の燃料として使え、都市ガスやプラスチック原料の製造にも役立つため、再生可能エネルギーの製造が増えることにつながります。

・災害対応
水素は燃料電池で再び電気に戻すことができるので、貯蔵しておけば、災害時の非常用電力として使えます。

・地域活性化
各地域での再生可能エネルギーの製造が活発になり、水素製造に伴うさまざまな産業が生まれることで、各地域の活性化につながります。

IHIは、『水素活用型分散型エネルギーシステム』を普及させるために、いろいろなプロジェクトを進めています。「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」では、太陽光の余剰電力で水素をつくり、災害時の非常用電力への活用や水素技術の研究開発を外部の企業や研修者たちと一緒に進めています。北九州響灘地区では、気象状況で発電量が変動する複数の再生可能エネルギーから効率良く水素をつくるためのエネルギーマネジメントシステムの実証と研究開発を行ない、水素製造コストの低減にも取り組んでいます。

エネルギーマネジメントシステム エネルギーマネジメントシステム

新しい仕組みで脱炭素社会を実現するために、今日もIHIは動いています。

※もっと詳しく知りたい方は、こちら
【水素活用型分散型エネルギーシステムの開発】

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