株式会社IHIインフラシステム

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「オスマン・ガーズィ橋(イズミット湾横断橋)プロジェクト」が,国土交通大臣表彰「第3回 JAPANコンストラクション国際賞」を受賞しました。

-2020年03月02日-

 IHIのグループ会社である株式会社IHIインフラシステム(所在地:大阪府堺市,社長:石原 進,以下「IIS」)がトルコ共和国において建設した「オスマン・ガーズィ橋(イズミット湾横断橋)プロジェクト」が,第3回 JAPANコンストラクション国際賞の建設プロジェクト部門において,国土交通大臣表彰を受賞しました。

東西経済回廊整備事業 ミャンマー向け2橋梁新設・既設3橋梁解体工事を受注
オスマン・ガーズィー橋 

東西経済回廊整備事業 ミャンマー向け2橋梁新設・既設3橋梁解体工事を受注

(4月20日 表彰状受領)

 本賞(建設プロジェクト部門)は,海外において優れたノウハウや技術力,プロジェクト管理能力等を通じ,「質の高いインフラ」を実現した建設プロジェクトを表彰するものです。

 本賞を受賞した「オスマン・ガーズィ橋(イズミット湾横断橋)プロジェクト」は,2016年6月に開通した,トルコ初の橋梁を含む道路BOT事業であり,本橋はイスタンブールとトルコ第3の都市イズミルを結ぶ高速道路の一部を形成する,イズミット湾を跨ぐ全長2,682mの長大吊橋です。
 本橋開通により,従来はフェリーで1時間,湾岸の陸路で約1.5時間かかっていた区間の所用時間を6分に短縮し,420kmの高速道路建設による移動時間の短縮(9時間から4時間半)に大きく貢献し,同国南西部の経済発展に大きく寄与しています。

 IISは,本橋建設において,世界第4位の中央径間長1,550mを誇る吊橋を48ヶ月の短工期で完成させ,長大吊橋としては世界第1位の施工速度を記録しました。

 IHIグループはトルコにおいて,旧・新ゴールデン・ホーン橋の建設や,第2ボスポラス橋の建設、イスタンブール長大橋梁耐震補強工事などの施工実績があり,トルコの道路交通インフラ整備に大きく寄与してきました。今後とも引き続き海外での橋梁事業展開を推進し,社会インフラの整備を通して各国の発展に貢献していきます。


【工事概要】
工  期

2013年1月~2016年6月     

発 注 者 NOMAYG JV(トルコ・イタリアの6社連合による建設施工監理企業体)  
事 業 者 Otoyol Yatirim ve Isletme A.S.(BOT事業者)
※BOT(Build Operate Transfer):民間事業者が公共施設の建設を行い, 維持・管理・運営し,事業終了後に所有権を国や地方自治体に譲渡する事業方式。 
工事範囲   吊橋部の上下部工の設計,製作,架設一式を担当
橋  長 2,682m 
主 塔 高 252m
中央径間 1,550m(世界第4位の吊橋) 
幅  員 35.93m 


【関連リンク】国土交通省ホームページ>報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo03_hh_000247.html

 

※ 本プロジェクトにおいては,公益社団法人土木学会から「平成28年度田中賞(作品部門)」,一般財団法人エンジニアリング協会から「平成29年度『エンジニアリング功労者賞(国際貢献)』」を受賞するなど,国内主要な賞を受賞しています。
https://www.ihi.co.jp/iis/news/2017/index.html

 

 

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