

「こころとからだが健康で、いきいきと働き、個人も組織も活力ある状態」=Well-beingな状態を目指して
IHIグループはダイバーシティを重視する企業文化を醸成することを表明し、
「ダイバーシティ、 エクイティ&インクルージョン(DE&I)」を推進しています。
DE&Iを包括的に推進する上で、IHIインフラシステムは、すべての基盤である「心身の健康」の観点から、
「一人ひとりの活力向上」と「すべての人が働く喜びを感じられる職場づくり」に取り組みます。
従業員が自らの健康について考え、主体的に行動することで、生産性の高い協力的なチームへと成長できると考えています。
また、多様な経験や背景を持つ従業員が互いの知見を共有し、公平性や心理的安全性に配慮することで、
働く喜びを感じながら、個々の能力を最大限に発揮できると考えています。
従業員がより健康でいきいきと働くことにより、
組織としての成長だけでなく、社会全体の発展にも貢献することを目指しています。
健康経営の推進体制と取組の全体像
IHIインフラシステムにおける健康経営の指標
こころの健康づくり
①ラインケアの強化(基幹職・リーダー職に対して,コミュニケーション研修を実施)
個人と組織の活力向上・ウェルビーイングの推進と環境変化に伴う心身の不調に速やかに対応できる体制整備のため,
基幹職,リーダー職を対象としたコミュニケーションに関する教育を実施した。
【基幹職】■参加者(率):60.9% |
【リーダー職】■参加者(率):74.2% |
※健診内容に納得できたと回答した割合は、基幹職で96.9%,リーダー職で93.2%であった。 |
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②相談しやすい環境づくり
社内ポータルサイトや社内サイネージに産業保健スタッフによる社内相談窓口/健康保険組合による社外相談窓口を掲示し,健康面で困っている職員がすぐに相談できる環境づくりに努めている。
③スムーズに職場復帰できる体制づくり
独自の復職支援プログラムを作成,休業開始時から人事部門・部署・産業保健スタッフで復職に向けてサポートしている。
2023年度:再休職者0名
からだの健康づくり

①健診項目の充実
独自の健診項目を追加しており,費用は会社負担としている。
②ウォーキングラリーの実施
健康保険組合主催のウォーキングラリーにあわせて,橋梁に関するフォトコンテストを実施。
社長賞・役員賞などを設定し,優秀な作品は社内報にも掲載した。
③食習慣改善に向けた取り組み
手のひらで,推定野菜摂取量が測定できる機械を1か月設置し,普段の生活を振り返る機会を提供した。
働きやすい職場健康づくり
①長時間労働削減に向けた取り組み
健康管理面・・・独自の長時間労働の基準を設定し,基準に該当した職員には体調管理表を送付
疲労の蓄積が認められた職員には,産業医による面談を実施し,心身の不調を早期発見できるよう体制を整備
労務管理面・・・適正労働時間管理や悠々連休,定時退社日を設定
複数の会議で長時間労働について議題に挙げ労使協議も実施
【結果】
平均時間外労働が 22.0時間(2022)→20.8時間(2023)となり,時間外労働の削減につながった。
②育児と介護の両立支援に向けた取り組み
・チャイルドケア休暇制度(小学生まで取得可能)
・介護に関する諸制度(介護休暇,勤務時間短縮,時間外勤務制限)
③多様な人材の活躍に向けた取り組み
・工場内や喫煙所でのルールは多言語で表示
・英語での昇進試験制度の導入
⑤Well-beingの推進に向けた取り組み
・社内報で,保健師によるWell-beingに関する連載を実施
・労働組合構成員に対して,健康経営施策に関するセミナーの実施
・人事部門・産業保健スタッフで重点職場を設定し,対話活動を実施
禁煙に向けた取り組み
【ワーキンググループ構成】 |
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②受動喫煙防止の強化に向けた喫煙所の環境整備 |
社外からの評価
2019年より6年連続で健康経営優良法人に認定
株式会社IHIインフラシステムは、「健康経営優良法人2025」に認定されました。
株式会社IHIインフラシステムは,スポーツ庁の「スポーツエールカンパニー2025」に認定されました。
>「スポーツエールカンパニー2025」認定のお知らせ
https://www.mext.go.jp/sports/content/20250207-spt_kensport01-000039815_01.pdf