
IHIインフラシステムは,「人材こそが最大かつ唯一の財産である」とのIHI グループ経営理念のもと,従業員の健康を大切にした経営に取り組みます。
従業員の活力なくして企業活動とその成長は成り立ちません。私たちは,「風通しの良い健全な職場風土の醸成」「従業員や家族の健康づくりの支援」「誰にとっても働きやすい環境づくり」を通じ,すべての従業員がいきいきとその能力を最大限に発揮できる企業経営に取り組みます。従業員の皆さんも主体的に自身の健康管理に努め,チームワークをもって健康で働きやすい職場を目指しましょう。
役員・従業員の健康と活力を原動力として,IHIインフラシステムは社会のさらなる発展に貢献していきます。
2022年4月1日
株式会社IHIインフラシステム
代表取締役社長 上田 和哉
健康経営の推進体制と取組の全体像
1)「活力」ある職場づくり
- ①職場活力の向上
- ②環境変化・新たな働き方への適応支援
2)基盤となるヘルスケアの継続
- ①健康リスク保有者への対策強化
- ②感染症予防対策
IHIインフラシステムにおける健康経営の指標と目標値
健康経営の取り組み(一部紹介)
喫煙対策推進ワーキンググループの設置と禁煙支援
喫煙対策を推進するため,全社でワーキンググループを設定し,各職場の意見を集約しながら経年的に改善活動をしています。2015年度から工場内喫煙スペースを撤去し,屋外喫煙所を設置しました。対策前後の従業員アンケートの結果から,受動喫煙防止の効果があったことを確認しました。2018年度からは受動喫煙対策だけでなく,禁煙希望者への支援にも力を入れています。社内売店でのタバコ販売の停止,禁煙成功者に治療に要した費用の全額補助,産業医によるタバコセミナーの開催等を行っています。


<ワーキンググループ構成>
- 労働組合代表
- 役員,総務人事部門,安全衛生部門
- 産業医・保健師
- 各職場からの代表者
<目標値>
- 喫煙率20%以下
セルフケア教育
健康力を高めるため,3か年計画で全従業員を対象に年代別の心と体のセルフケア教育を開催しました。
健康を守るための基本的知識をつけることで病気になることを予防したり,悪化したときに速やかに相談できるよう社内外の相談先を周知しています。
健康保険組合と連携した全社的な健康づくり
健康保険組合が提供している健康支援WEBサービスについて従業員に積極的に登録を呼びかけて,健康習慣のきっかけづくりを会社として支援しています。
WEBサービスでは各自のスマホやアプリで「健康年齢」「健診結果」「歩数」「健康に関する記事」等が確認できます。当社では2015年度から独自に「衛生活動推進者」として各職場にイベント推進委員を選任しており,健康イベントの盛り上げ役を担っています。春や秋に健康強化月間を設定し,ウォーキングや生活習慣改善に取り組むことを支援しています。健康保険組合から歩数や取り組み結果等をデータで共有し,部門別に集計して結果を公表するなど,健康増進に活かしています。

女性の健康支援と管理職教育
健康保険組合加入者は婦人科健診を無料で受けられます。健康保険組合から対象者へ案内が届きますが,社内保健師からもセミナーやメール等を通じて検診受診の必要性を教育したり,リマインドをしています。
(女性対象のアンケートの結果から未受診理由に「受けるのを忘れていた」という意見が多かったため)
2019年度は一般的に女性のがん罹患率1位である乳がんに関して認定看護師を招いてセミナーを開催しました。
男性従業員にも教育の機会を提供してはどうかとのアンケート意見をふまえて,2020年度は管理職を対象とした女性のがん,ホルモンの働き,不妊治療,妊娠等に関する教育を実施しました。教育により職場での母健連絡カード等の制度利用促進にもつながっています。



社外からの評価
2019年より3年連続で健康経営優良法人に認定
株式会社IHIインフラシステムは、「健康経営優良法人2022~ホワイト500~」に認定されました。
株式会社IHIインフラシステムは、スポーツ庁の「スポーツエールカンパニー」に認定されました。
> 「スポーツエールカンパニー認定制度」(スポーツ庁ホームページ)