株式会社IHIインフラシステム

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高強度かつ安全性、施工性を向上させたシステム足場「ラピッドフロア™」を共同開発
~吊りチェーン間隔1.8mで従来品の約4倍の強度!張出し施工で安全性、施工性も向上~

-2023年10月02日-

 株式会社IHIインフラシステム(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:上田和哉、以下「IIS」)、日建リース工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関山正勝)、信和株式会社(本社:岐阜県海津市、代表取締役社長:則武栗夫)の3社は、橋梁補修工事等においてシステム足場の需要が高まっていることから、高強度かつ安全性、施工性を向上させたシステム足場「ラピッドフロア™※1」を共同開発いたしました。

 建設現場で使用される吊り足場は単管パイプと足場板で構成されるパイプ足場が一般的でしたが、近年、安全性、生産性向上のため床面をフラットに施工できるシステム足場の採用が増加しています。また、橋梁補修工事で使用する場合、足場上で取替、補強部材等の重量物を取り扱うため、より高強度で作業スペースを広く確保できるシステム足場が求められています。

 「ラピッドフロア™」は、吊りチェーン間隔が縦横1.8mと足場内での作業スペースを広く確保できるうえ、トラス構造のメインフレームと高強度チェーンを使用することにより、従来品の約4倍の強度を実現しました。また、床材は従来品である鋼製布板を使用できる構造としているため、積載荷重200kg/㎡を確保しつつ、コストを抑えることができます。
 施工性においても、足場上から張出し施工による組立・解体作業が可能なため、高所作業車の使用を極力少なくすることができ、安全性向上、作業日数短縮、コスト削減を実現しています。
現在、2024年度のリース開始に向けて(一社)仮設工業会のシステム認証取得を目指しており、IISが施工する新設工事、補修工事にも使用予定となっております。

 

製品仕様
名称:「ラピッドフロア™」

 
製品特徴:

  1. 従来品と比較して、約4倍※2の強度を実現
    トラス構造のメインフレームと高強度チェーンを使用することにより、従来品の約4倍の強度を実現しました。
  2. フラットで広い作業スペース
    吊りチェーン間隔が縦横1.8mのため、足場内の作業スペースが広くとれ、作業効率、生産性向上につながります。
  3. 組立・解体作業の安全性、施工性が向上
    メインフレームの連結部が回転構造となっているため、足場上からの張出し施工が可能となります。
    また、メインフレームの継手金具にはワンタッチで着脱が可能な独自構造を採用。横支材(トラス間フレーム)の連結構造には横剛性を向上できる新構造を採用しています。
  4. ※1 特許取得済、特許番号:第6957723号、第7179924号
    ※2 標準的な足場吊りチェーンを使用した足場との強度比

     3社は、今後、本製品を橋梁のみならず様々な建設現場への展開についても積極的に提案し、社会の安全・安心、生産性向上に貢献すべく活動していきます。


     

    【ラピッドフロア設置イメージ】
     


    【ラピッドフロア構造詳細】
     


       

    リリースに関するお問い合わせ先
    株式会社IHIインフラシステム
       新事業推進室 研究開発部 石川、川端 TEL:03-6204-8537
       戦略事業本部 戦略第1部 川森、林  TEL:03-6204-8534
    日建リース工業株式会社 東京支店 橋梁事業部 吉野、小林 TEL:03-6739-7222
    信和株式会社 営業本部 営業開発部 青山 TEL:03-5298-6298

     

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