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社会基盤

橋梁

国内では、瀬戸大橋、明石海峡大橋など主要長大橋梁工事に参画し、海外でもトルコの第2ボスポラス橋、ゴールデンホーン橋、米国カリフォルニアのカルキネス橋、ベトナムのビン橋、ニャッタン橋など、多くの実績を重ねてきました。

  • 吊橋【オスマン・ガ-ズィ-橋(イズミット湾横断橋)】

    全長 2,682m 、中央径間1,550mでIHIグループが手掛けた海外橋梁の中で最長、世界第4位の吊橋。IHIグループは、この工事を一括して請負い、2016年6月に引渡し、開通しました。

  • 吊橋【明石海峡大橋】

    全長3,911m、主径間1,991mの吊橋。IHIは主塔や橋桁の製作、架設で工事に参画しました。
  • 吊橋【カルキネス橋】

    2000年3月、IHIは米国の共同事業体(JV)から、米国で約40年振りの長大吊橋となる、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のカルキネス橋の新設工事向けに主桁1万トン強を受注しました。製作は愛知工場で行い、2003年3月に現地での引き渡しを完了、2003年11月に開通しました。
  • 吊橋【イルティッシュ河橋】

    全長1,086m、主径間750m、旧ソ連圏では最長の鋼製吊橋。IHIはこの工事を一括して請負い、契約納期を13ヵ月も短縮して完成させました。
  • 斜張橋【ニャッタン橋】

    ベトナムのハノイ市に架かる総延長3,080mの世界的にも珍しい形式である6径間連続鋼桁斜張橋。IHIグループは上部工を請け負い、2014年12月に竣工、開通しました。
  • 斜張橋【ビン橋】

    ベトナムのハイフォン市に架かる橋長1,280mの斜張橋を含む17径間連続桁橋です。IHIは道路、下部工を含め製作、施工を一括して請負いました。
  • ラーメン橋

    都市高速に良く見られる橋脚と桁が一体となった構造の橋梁です。写真は首都高速道路の西新宿ジャンクションで、都市内ジャンクション特有の複雑な構造の橋梁です。
  • 桁橋

    主桁と路面を直接支える床版からなる建設費縮減を目指した構造形式です。写真は伊佐布インターチェンジで、第2東名高速と現東名高速の連結路上に位置する連続合成鈑桁橋と連続箱桁橋からなります。
  • 歩道橋

    街の景観にもマッチしたデザインで、地域のランドマークとしても機能しています。
  • 合成床版

    IHI製の合成床版は、底鋼板、補強材の溝形鋼および頭付スタッドにより構成された、鋼・コンクリート合成構造の床版です。
    合成床版は、床版の長支間化が可能です。また、底鋼板が型枠機能を兼用するため、現場工期短縮や施工性・安全性に優れています。
  • 高架裏面吸音板・遮音板

    裏面吸音板は高架橋の下に併走する自動車からの発生音が桁裏に反射して沿道の騒音レベルが上昇することを抑える目的で、また遮音板は工事現場で発生する騒音を低減する目的で開発しました。
  • 仮橋(トライアス)

     トライアスは急速施行性・経済性に優れた汎用型組立橋梁です。
    応急用橋梁としてどのような現場でも簡単に、しかも短納期に重車輌を通すことができます。
    鈑桁タイプとトラスタイプがあり災害復旧用、工事用桟橋をはじめいろいろな用途に使用できます。
  • BMSS(橋梁マネジメント サポートシステム)

    橋梁の定期点検や補修設計,補修工事の情報を一括で管理し,補修工法選定,概算工費算出,長寿命化計画を支援するツールにより維持管理業務全般の効率化を果たす統括システムです。
  • スマホ点検士

     道路橋の定期点検業務を、スマートフォンを用いて実施することにより効率化、安全性向上を果たすことができるシステムです。
  • AIcon診断サービス

    コンクリート構造物の点検写真をもとに,AIを活用した劣化要因の推定や対策工法の選定を,専門家が支援するサービスです。概算工費を算出できるシステムもご利用いただけます。

水門

河川やダムに設置される水門においては、製作、据付、点検整備までを一貫して行う日本のトップメーカーです。国内だけでなく、東南アジアを中心に海外でも利水・治水事業に貢献しています。

シールド

世界最大級の大口径シールド掘進機や複合円形シールド掘進機など、トンネル工事の大幅な合理化を図れる各種のシールド掘進機を開発・実用化、セグメント自動組立システムでもトップの実績を持っています。

  • 大口径シールド掘進機

    東京湾アクアラインのトンネル部工事にも使用された大口径掘進機をはじめ、多数の実績があります。
  • 複合円形シールド掘進機

    カッターを回転に応じてスポーク先端を伸縮させることにより、地下鉄の複線区間などの非円形断面を合理的に掘削できるシールドです。
  • 水平多軸型シールド掘進機

    道路トンネルなど、箱型形状の大断面トンネルの構築に使用。任意の断面形状に柔軟に対応できるので経済的です。
  • 複円形シールド掘進機

    地下鉄など上り線と下り線を一気に築造するシールド機です。
    工期短縮が図れ、また掘削土量も少なく経済性に優れることから海外でも採用されています。
  • 球体シールド掘進機

    一つのマシンで立坑から横坑へ、直進方向から直角方向へと連続掘削が可能。ユーザーとの共同研究が生んだIHIの技術です。
  • 上向きシールド掘進機

    既設トンネルから地上に向かって立坑を構築するシールドです。工事の施工中は地上への影響は最小限となり、環境に優しい技術です。
  • 矩形シールド掘進機

    矩形シールド掘進機の一例として、渋滞交差点や開かずの踏み切り対策としての立体交差トンネル築造に使用されます。発進~到達間を何度も往復掘進することで大きな断面を構築するシールドです。
  • セグメント自動組立ロボット

    トンネルの内壁となるセグメントの自動組み立てを実現。作業の効率アップと安全性の向上に大きく役立っています。
    IHIメカトロニクス技術の成果です。

交通システム

IHIの総合技術は、毎日の暮らしにかかせない“交通”に関して安全で確実性を確保するため、さまざまな場面で役立っております。さらに新しい街づくりにかかせない人と地球に優しい超低床式路面電車をはじめ、地方交通の確保を目指した鉄道車両、さらには、鉄道システムを守るための保守用車両など、鉄道全体へのシステム提供を行っています。

都市開発

IHIグループの保有不動産のポテンシャルを最大限に引き出すべく,全国の事業所・社宅跡地等を開発し,その中でも首都圏を中心に賃貸事業,分譲事業を展開してまいりました。特に造船工場跡地の豊洲では,都心最大級の再開発事業を主導しています。また,遊休地の有効活用として,鹿児島においてバイオマス発電やメガソーラー発電事業を展開,近年は砂町地区をはじめとした首都圏での物流施設事業にも注力し,環境対応・社会貢献に取り組んでいます。

  • 先端型大規模物流センター“Xフロンティア”

    “Xフロンティア”は,江東区新砂にSGHグループと共同で開発した国内最大級・最先端の物流センターです。都心近接,かつSGHグループ旗艦施設として,物流効率化に資するとともに,周辺道路環境への配慮や屋上・壁面緑化に取り組み,環境負荷低減にも貢献しています。
  • 賃貸複合施設“豊洲ベイサイドクロスタワー

    “豊洲ベイサイドクロスタワー”は、地下鉄豊洲駅直結の大規模複合施設です。 オフィスでは、ICT技術の導入、自由度の高い基準階面積約1,000坪のフロアプレートにより、様々なシーンに合わせた働き方をサポートしています。エネルギーセンターでは、コンパクトシティ向けの供給システムにより安心・安全を提供しています
  • 賃貸オフィスビル“豊洲フロント”

    “豊洲フロント”(地上15階、地下2階)は、豊洲再開発エリアの賃貸オフィスビルです。国内最大級のワンフロア1,500坪超の床面積を有し、室内の快適性と省エネに配慮した環境性・安全性の高いビルです。地下連絡通路で地下鉄豊洲駅と直結しており、アクセスも快適です。
  • 賃貸オフィスビル“豊洲センタービル”と“豊洲センタービルアネックス”

    “豊洲センタービル(写真左)”と“豊洲センタービルアネックス(写真右)”は、豊洲再開発エリアの玄関口である地下鉄豊洲駅の真上に位置するシンボリックな“ツインタワー”です。
    多様なレイアウトが可能な大規模な賃貸フロアを備え、水・緑に溢れた屋外広場など快適なオフィス環境を提供しています。
  • 賃貸オフィスビル“豊洲フォレシア”

    “豊洲フォレシア” (地上16階、地下2階)は、豊洲再開発エリアの賃貸オフィスビルです。基礎免震構造の採用や主要電気設備を水害に備えて2階に設置するなど防災性に優れ、環境面ではLED照明の使用や高い緑化率を有し、DBJ GreenBuilding認証制度の最高位の評価を得ています。

セキュリティ

IHIでは,メカトロニクス・センシング技術を応用したさまざまな製品を世に送り出しています。三次元レーザレーダは,踏切障害物検知装置や安全運転支援システム用センサとして国内外で1,800台以上の納入実績があり,セキュリティ分野での様々な応用を目指しています。また,大型コンテナ貨物の税関検査で,画像処理を行う大型X線検査装置は,国内トップシェアを誇る製品です。港湾および空港税関検査用の中型・小型検査装置も含め,豊富な納入実績があります。

  • 三次元レーザレーダ

    三次元レーザレーダは、昼夜・天候に左右されず、物体の位置・速度・大きさを瞬時に計測できる装置です。
    踏切の障害物検知装置として多数導入されており、安全運転支援システムにおける道路交通センサとしても導入が開始されました。その他、悪環境下でのロボットアイによる物体認識、重要施設の侵入監視、構造物の健全性診断等さまざまな分野への応用が可能です。
  • 大型X線検査装置

    輸出入貨物の税関検査においてコンテナ貨物を水平・垂直2方向からのX線検査を行う装置で、高透過力・高分解能の画像検査が可能です。
    また、材料識別機能もオプションで用意しています。
  • 中型・小型X線検査装置

    検査対象物に応じたX線出力の可変、材料識別などの特長をもった各種X線検査装置を納入しています。
  • デジタルレコーダ“FineREC®”

    フルハイビジョン対応(EX-SDI)の監視カメラ用デジタルレコーダです。
    16ch同時に高画質で録画。モニタで16ch同時監視が行えます。動体検知録画、およびイベントによるEメール通知が可能です。
    フルハイビジョン対応の多機種カメラ、可動式カメラワイパー付も用意しています。 
  • オイルリークモニタ

    センサ部に光ファイバを応用した高性能油検出器です。
    センサに油分が付着後,最速12秒で検知します。水に浮かべて使用するフロート型の製品も用意しています。 
  • 制振装置

    高層ビルや建設中の橋の主塔に設置し、風による揺れや、地震発生後のあと揺れを低減させます。リニアモーターの採用により、従来より高推力および高速度を実現し、長周期振動が発生する次世代の超高層ビルにも対応できます。
  • 免震床

    コンピュータ室や電算機室に設置し、巨大地震による電算機等の損害を最小限に抑えます。
    3次元すべり型免震床は水平方向、鉛直方向の地震動にも対応し、直下型地震でも機能を発揮します。
  • 計測震度計G250

    計測震度計G250は、震度計計測部 G250-Sおよび震度計処理部 G250-PLGで構成され、気象庁検定に合格した製品です。S210型計測震度計の後継機として、更新にも対応します。
  • 計測震度計S210

    計測震度計S210は、±3000gal(オプション±4000gal)まで計測できる3軸加速度計を使用した地震動観測機器です。
  • 多チャンネル地震計S240

    多チャンネル地震計S240は、1台の地震計処理部で最大6台の計測部を接続し、加速度および震度を計測します。
  • 制御用地震計S401-PSC

    地震による被害の軽減を図るため制御対象機器のできるだけ近くで地震を測定し、迅速な制御を行うことを目的としています。
  • QCAST®シリーズ受信装置S704-FCP1

    気象庁緊急地震速報新演算方式(PLUM法)対応機器。緊急地震速報配信事業者などから配信される緊急地震速報を受信し、設定された位置での推定震度階級と、主要動(S波)が到達するまでの猶予時間を算出し、地図上にアニメーション表示する装置です。最大64箇所へ再配信が可能です。
  • QCAST®シリーズ受信ユニットS740-P L

    気象庁緊急地震速報新演算方式(PLUM法)対応機器。緊急地震速報配信事業者などから配信される緊急地震速報を受信し、設定された位置での推定震度階級と、主要動(S波)が到達するまでの猶予時間を算出し、表示、接点出力、音声出力します。最大4箇所へ再配信が可能です。
  • 震度情報ネットワークシステム

    阪神・淡路大震災の教訓から、地震発生時の初動体制を確立するため全国市町村に計測震度計が配備され「自治体・震度情報ネットワークシステム」が構築されました。その後、通信や計測技術の進歩により、新たな「次世代震度情報ネットワークのあり方検討委員会」の答申が総務省より出され、明星電気では、これに準拠した計測震度計や受信システムを開発して、各自治体へお届けしています。
  • 山崩れ発生予知施設

    国土のほとんどを山間地で占める日本では、山崩れの危険性のある場所が8万ヵ所を超えるといわれています。また、山間部を切り開いての住宅化やリゾートの開発はそれに拍車をかけて危険度を増幅しています。
  • 土石流発生監視装置

    石災害が予想される箇所に設置されたワイヤレスセンサで災害発生を監視します。崩壊発生によってセンサ切断を検出すると、「スピーカ」と「点滅」を起動させ警報動作を行います。

環境計測

アメダスに代表される地上気象観測システム、港湾・海上・山岳・高速道路などで視程障害を検知・測定する視程計、天気予報の基礎情報として、地上から上空およそ3 万メートルまでの気象データを観測するラジオゾンデ等の高層気象観測システムがあり、気象観測を通じてみなさまのお役にたっています。

  • 超高密度気象観測・情報提供サービス POTEKA

    「POTEKA」は様々な場所に設置可能な小型気象計と、それらを結ぶネットワークで構成されます。気象を把握したいエリアに気象計をきめ細かく設置すれば、正確な気象情報をピンポイントで手に入れることが可能。情報はWebを通じていつでもどこでも取得できます。
  • GPSラジオゾンデ iMS-100

    iMS-100は気球と組み合わせて上空に飛ばし、地上から上空約3万メートルまでの高層気象を観測する装置です。風速・風向・気圧・温度・湿度とさまざまな気象データを計測することができます。国内外の気象局、大学・研究機関、民間気象会社など広く使用されており、日々の天気予報や気候変動の監視などに役立っています。
  • RD-08AC 簡易GPSゾンデ受信システム

    大学等の研究用途での機能に特化し、従来のGPSゾンデ受信システムに比べて大幅な低コストを実現しました。アカデミックユーザー限定の販売となります。
  • 自動放球システムARS

    「ARS」とはAutomated Radiosonde Systemのことで、最大40個のラジオゾンデを装填でき、スケジュールに従って放球前点検から放球、気象電報送信まで無人で行うシステムです。
    • 写真提供:気象庁
  • 地域気象観測システム アメダス

    アメダス(AMeDAS)は、無人で気象を観測し、電話回線で自動的に観測データを送るシステムです。
  • WINS

    風向風速計、日射計、日照計、温度計、湿度計、 気圧計、雨量計、積雪計の8センサーが標準で装備可能で、高度な気象観測を可能とし、農業、消防、防災、研究など、あらゆる用途の気象観測にご使用いただけます。
  • 後方散乱型視程計 TZE-4A型

    この装置は霧や吹雪等の発生時に、大気中の視程障害の程度を光により検知・測定し、アナログ出力と警報接点を出力します。