ゴルフ場で使われる更新作業機械
（3点吊り上げ式バーチカルモア）

ゴルフ場で使われる更新作業機械
（スライサー）

デルタリールは、地表からの深さが2.5mmまでの芝生表層の根を垂直に切断し（バーチカルカッティング）、根を切られると新しい根の発根が促進されるという芝草の性質を利用して、常に新しく、若々しい芝生の状態を保つことができます。

デルタブレードによるバーチカル作業

バーチカルカッティングにより
芝面上に付けられた細溝

オーバーシードの播種作業にシーダーキット（オプション）

また、オプションのシーダーキットを用いることにより、デルタリールによって芝面に付けられた溝に沿って、芝生の種子を落とすことができるために、従来芝生管理のプロの仕事といわれた冬芝のオーバーシード（WOS）を芝生管理初心者でも可能になります。

これまで芝生管理初心者の方がオーバーシードを試みた際に、バーチカルカッティング作業など一連の必要な更新作業がなされないままに冬芝播種を行ったため、作業後の風雨によって蒔いた種子が流されてしまい、校庭・園庭中芝生上に冬芝の生えない部分が生じるなど、校庭芝生先進地域と呼ばれている地区でさえも、オーバーシードを失敗してしまうケースが絶えませんでした。

SDT22は、芝生の専門家の的確な指導を仰ぐことができれば、芝生初心者でも高品質なオーバーシードが可能になります。

スプリングリールは、作業後もすぐに芝生を使いたい場合や繊細かつ滑らかな芝生から適度なサッチを除去する作業に最適です。

スプリングリールを用いたSDT22による
サッチ除去作業

LT152Bによるサッチ除去作業後の
サッチの回収

フレールリールは河川堤防の草刈などに活躍する弊社のハンマーナイフモアに似たブレードを有し、作業後に長期間の養生期間を設けることができる場合に限り、サッチを芝生からごっそりと根こそぎ減らすことのできるブレードです。この機械でサッチ除去を行うと芝生に大きなストレスが加わるため、芝生を利用できるようになるまで長い時間を要します。フレールリールの新たな適用先としては、トランジション（低刈りなどにより夏シバが徐々に優勢なるような環境作り）の補助作業としての用途を検討しています。