FCによる大ブロック架設工法
STEP1:浜出し
偽装した台船上に地組した大ブロックを積込作業前です。
積込みには大型のフローティングクレーンを用います。

3000t 吊FCによる積込前 晴豊1号橋第3ブロック)
桁長:180m、吊り上げ重量 2,255 t
写真の3000t 吊FCもIHIの製品です。
STEP2:水切り・FCシフト
架設位置付近まで吊り上げ状態でFCを操作し接近します。

3000t 吊FCによる架設位置への接近
(晴豊1号橋第4ブロック)
桁長174m、吊上げ重量1,718t

カーブのかかった桁、受け点が3点ある桁であっても、
動き・応力をあらかじめ検証しておけば、安全に架設が出来ます。
STEP3:架設
セッティングビームによる荷重受け ヒンジ結合のための荷重受けとして、 セッティングビームと大型ジャッキにより桁荷重を支えます。

3000t 吊FCによる
架設位置への接近
(晴豊1号橋第4ブロック)

3000t 吊FCによる架設
(晴豊1号橋 第4ブロック)
受け点:既設ジョイント部+P4脚+A2の3箇所