RCD工法ダム打設の効率化
「引き込み工法」
-ダム打設休止期間を最小限に -引き込み工法はステージ上で一体に組んだ放流管等を所定の打設リフトで堤体内に一体引き込みし、打設休止ブロックを作らない工法です。
RCD工法によるダムコンクリート打設は、ブルドーザーや振動ローラといった多くの機械を使うことができること、大量打設が可能なことなどの利点があり、工期の短縮と工費の低減、工事の安全性を図ることができます。
引き込み工法はこの利点を損なわず、また、打設休止期間を短縮することにより堤体コンクリートの劣化を抑止する効果もあり、ダム建設全体でのコスト縮減・工期短縮・品質向上・安全性向上に繋がります。