GPシリーズは圧縮部を『水』で潤滑・シール・冷却することで、空気の漏れを最小限に抑え、理想の等温圧縮に近い形で高い圧縮効率を実現しています。また全機種でインバーター制御をラインナップしており、『水』のシール効果により、高い効率を維持しながら回転数制御が可能です。インバーター制御の範囲は100～30%と幅広く、お客さまのプラントの負荷率が下がった場合でも、無負荷に入らずに一定圧力をキープして省エネルギーに貢献します。
オイルフリー機として最高クラスの高効率を誇るGPシリーズとドライ式を比較した場合、同じ出力でも原単位に大きな差が生じます。またドライ式スクリューコンプレッサーの場合はローターのコーティング剥離により徐々に圧縮効率が低下しますが、GPシリーズはセラミック樹脂コンポジットローターを採用したことにより、高い圧縮効率を維持することが可能です。
給油式コンプレッサー（吸入絞り＋ロード/アンロード制御機）をGPインバーター制御機に入れ替えた場合、次のような省エネ効果を得ることができます。
フィルター削減による省エネルギー
給油式コンプレッサーをご使用中の場合、吐出空気中に油分が含まれるため、油分除去用のミクロミストフィルター、油の臭気除去用の活性炭フィルター等が必要であり、その分圧力損失が発生してしまいます。GPシリーズはオイルフリーコンプレッサーであり、余分なフィルターを削減することが可能です。この場合、圧力損失がなくなる分、吐出圧力を低く設定できるため、コンプレッサーの負荷を軽減することができ、お客さまの省エネルギーに貢献することが可能です。
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